仕事を介して感じる、人同士の繋がりにやりがいを感じます。
カスタムLSIデザイン部 部長
R.Y.
01
入社の動機をお教えください
私は中途採用で、前職は半導体ベンダーの開発エンジニアをしていました。
当時からオーエスエレクトロニクスと一緒に仕事をしており、そこで商社マンの仕事に触れ、憧れに近い感情を抱いたのが入社のきっかけです。
私が手掛けていた開発業務よりも、広い世界で仕事をしている印象を受けました。
それから勧誘半分、私からのお願い半分という形で入社に至った形です。
採用いただいたことには、感謝と恩を感じています。
02
現在はどのようなお仕事をされていますか?
チームとしては、お客様仕様のLSIの開発と、機器に搭載する組み込みソフトウェアの開発がメイン業務です。
開発だけでなく、アイテムの拡販の段階から営業チームと一緒に活動し、量産後には不良解析等のサポートも受け持ちます。
私個人としては、管理職として重要開発案件に関する関係部門とのミーティングや販促部門の会議へ参加。また個別案件の進捗確認や、新規アイテムの技術調査などを行っています。
03
どんな時にやりがいを感じますか?
我々が関わったデバイスを搭載した製品を市場で見た時や、エンドのお客様が実際に使っておられるのを見た時に、社会へ参加・貢献できているのだと感じます。
また、業務で関わっている方との連帯感、一体感を感じる瞬間も大きなやりがいです。
例えば以前、あるお客様のセット向けのメインコントローラの開発をした時に、コンペもある中で我々の味方になってくださるエンジニアの方がいました。
その方と仕様の検討を幾度も重ね受注に至ったのですが、その後も一緒に仕事をする中で次のセットの構想を議論するなど、非常に充実した時間を過ごすことができました。
また営業の担当者が、開発部門である我々のことを信じて任せていると営業会議で発言されていたことを、数年経って別の方から聞いて知ったこともあります。
仕事を介して、そうした人同士の繋がりを感じられるのは、やはりやりがいだと思います。
04
職場はどのような雰囲気ですか?
当事者意識の高い人が多い、働きやすい雰囲気の職場だと思います。
以前、台湾ベンダーのマイコンの市場不良で、大問題が持ち上がったことがありました。重要顧客で、かつ厳しい追及を受けたのですが、台湾ベンダーが自己解決できず、私が技術サポート担当として矢面に立つことになりました。
プレッシャーの中、心身ともに追い込まれたのですが、ベンダー担当の販売推進部門の責任者と担当者、担当営業所の所長と営業担当が率先して顧客対応して、何度も盾になってくれました。
大きな危機に直面した時に誰か一人に責任を求めるのではなく、組織一丸となって立ち向かえる、そんな風土のある会社だと思います。
05
今後実現したい目標をお教えください
新しいベンダーの新しいアイテムを一つでも多く立ち上げ、柱と呼べるビジネスに育てていくことです。
また、個人の夢としては、ポストコロナの時代、台湾も含めた米中の不透明な時代の中で、生き残るためにたくましくバージョンアップしたオーエスエレクトロニクスを見てみたく思います。
私よりも若い世代が中心になるとは思いますが、少しでもそのお手伝いができればと考えています。